人工乳腺挿入
人工乳腺挿入
乳房の中に人工乳腺(バッグ)を挿入して胸を大きくする方法です。
人工乳腺法について
人工乳腺(バッグ)を乳腺や大胸筋の下に挿入し、胸を底上げすることによって、胸のボリュームと張りを引き出すという豊胸術です。挿入は通常、ワキの下の シワに沿った数センチを切開し、傷が目立たないように配慮して行われます。通常、2サイズから3サイズ程度まで大きくするのが標準ですが、自然な範囲内に て自由な大きさでのコントロールが可能です。乳腺組織を傷つけることはありませんので、授乳に支障をきたしたり、感覚障害を残したりする心配はありませ ん。

- before
→

- after
挿入位置について
一般的には下の図のように3つの方法に分かれます。ワキの下の小さな切開から、乳腺の下か筋膜の下、または大胸筋の下にバッグを入れる方法です。例えば痩 せた体形で、バストがかなり小さい場合、選んだバッグがラウンドタイプなら、大胸筋下に入れる方が自然な形になり、また、アナトミカルタイプなら乳腺下に 入れる方法を選ぶことが多くなります。
最近では、クリニックによって筋膜下に人工乳腺を入れる手術が行われておりますが、当院では筋膜下に挿入するメリットは特別にはないと考えています。デメ リットとして、乳腺下と比べて出血が多く、将来的に拘縮を起こす可能性が高いと思われます。また、痛覚が筋肉よりも筋膜にあるため、痛みも乳腺下に比べて 強いのが挙げられます。
人工乳腺(バッグ)の種類について
- ・シリコンバッグ…豊胸術用バッグとしては最も歴史が長く、もともと世界各国で広く使用されていたバッグです。非常に柔らかい素材であり、挿入後も違和感のない自然な感触がその最大の特長です。

- ・生理食塩水バッグ…内容物に完全無菌処理を施した人間の血液と浸透圧の等しい濃度0.9%の生理食塩水を用いたもので、医療現場では頻繁に使用されています。

- ・CMCバッグ…極めて人間の乳腺組織に近い質感を備えています。変形しやすいということで手術が容易ではありますが、内容物が流出すると不都合が生じるということであまりお勧めできません。

- ・コヒーシブバッグ…シリコンバッグやCMCバッグの短所を改善し、安全性を高めるべく改良を加えたバッグです。粘液状で漏れ出す恐れのあるシリコンやCMCに比べ、ある程度の硬化を持たせ、バッグが破損した場合でも内容物が漏れ出す心配はありません。

- ・アナトミカルバッグ…乳房本来の立体では重力で下に垂れるという形をしていることから、形体上において的を得ているバッグです。

- ・アシンメトリーバッグ…乳腺下専用豊胸バッグです。自然な胸の形を忠実に再現するため、左胸と右胸で形の違うアシンメトリー(左右非対称)を初めて採用し、右胸用と左胸用があり、正面・横・下からとあらゆる角度から見ても自然な胸の形を実現しました。

- ・バイオセルバッグ…バリアコートとよばれるバッグを3層構造にする特許により、従来の豊胸バッグに比べてシリコンが漏れるのを防止し、破れにくい構造になっています。さらに、表面は組織適合性に優れたテクスチャード加工により、皮膜拘縮も予防します。

- ・エリートジェルバッグ…4重膜の外皮で覆われており、シリコンが漏れるのを防止するバリヤー層になっています。触り心地も申し分なく、バッグの破損によって内容物が漏れた場合は、新しいバッグへの交換が保証されています。





